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《日系進出》東伸、国内初の大型FB加工
東伸(神奈川県綾瀬市)は、インドネシアで自動車部品をファインブランキング(精密打ち抜き=FB)加工する合弁会社を立ち上げる。大型プレス機を使用してFB加工を行う業者は、同国で初めて。来年春〜夏に操業する予定だ。操業3年後に売上高10億円の達成を目指す。
現地で自動車部品製造や資源会社などを傘下に置くインドプリマ・グループと、今年8月をめどに合弁会社を設立する。資本金は約3億円で、東伸の出資比率は49%となる予定。代表者や工場の規模といった詳細は今後詰める。
工場は東ジャワ州スラバヤに建設し、自動車部品のフランジや、シート部品、クラッチ部品、ブレーキ部品を生産する。稼働時は800トンのプレス機を1台、160トンクラスを数台導入。需要に応じて、1,000トンクラスのプレス機を追加導入することも視野に入れている。
東伸の杉村裕介社長はNNAに対し、「インドネシアの自動車市場は今後も拡大が見込めるため進出を決めた」と語った。親日的な国民性に加え、日本での取引先企業がすでに、インドプリマと合弁会社を操業していることも大きな要因になったと説明した。
東伸の海外拠点は、米国に続き2カ所目。従来は日本の工場から、中国、韓国、タイ、ロシア、北米、メキシコに製品を供給してきた。インドネシア拠点の設置後は、同国のほか、タイやインドにも輸出する東南アジア諸国連合(ASEAN)の生産拠点と位置づける。
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